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     『「
なにわ

                                  復活を目指して!』
金時人参(大阪人参)


飴の豊下
 「なにわの伝統野菜

和漢三才図会」に「赤黄の二色あり、摂州生玉辺にも亦赤色のものを出す」、また、その後の「摂陽群談」には「長町の、同所東西の田園に作り市店に運送る、茎葉青にして根大に生て色濃赤く、味甘く匂馨く世多求之」、また、「摂津名所図会大成」に「名産胡蘿蔔、木津村より出るもの色うるわしく味い美なり、隣村難波、今宮、勝間にも多く出せり、皆これを類する。」とあるように難波、木津、今宮方面の特産であったことが窺われる。また、一名「大阪人参」とも呼ばれたことがある。根身は長さ約30cmで色はその名の示すとおり深紅色を呈し濃厚で葉は緑でその特性の違いで、金時、ドス金、ドスと早、中、晩生種があるが早生種は全く失われてしまった。肉質は柔軟で甘味香気が強く、正月用に欠かせない品種である。

料理例

  なます、煮もの
  雑煮の具としては欠かせない

現在の取組み

 最近は食生活や嗜好の変化および需要の周年化から、欧州系の人参に重点がおかれているが、お正月料理用になくてはならない品種であり、泉州地域に約2haの栽培がある。

「金時人参」の食べ方
         生食 ・お酢の物・ 漬物・ 奈良漬
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