応援します!
     『「
なにわ

                                  復活を目指して!』
毛馬胡瓜


蕪村君
     缶バッチ
飴の豊下
 「なにわの伝統野菜
毛馬胡瓜



【毛馬胡瓜】

 大阪市都島区毛馬町が起源とされる半白系の黒いぼきゅうりであり、文久3年(1863年)の「大阪産物名物大略」に記載がある。果長が約30cm、太さ3cmで、果梗部は淡緑色であるが、果頂部よりの3分の2は淡緑白色となり、収穫適期には多少黄色気味となる。果実は歯切れが良く、奈良漬けに重宝され、時には他品種の2倍の高値になることもあった。昭和10年代には、原種そのものの栽培はほとんどなくなったが、品質が良いことからこれを花粉親とした1代雑種の大仙節成2号×大仙毛馬1号(2号毛馬)や大仙節成4号×大仙毛馬1号(4号毛馬)が育成され、大仙毛馬にとって代わっていった。旧農事試験場が、農林水産省の試験研究機関に昭和31年に分譲していた同品種の種子が平成10年に里帰りし、65年ぶりに復活した。







毛馬胡瓜の花

6月15日撮影


キュウリの原産地はヒマラヤ山麓にあるとされ、紀元前、中国人が西方にある胡の国から持ち帰った瓜ということで胡瓜(こうり)と命名されたこと、そして隋の時代に胡瓜という言葉が嫌われたことと、果実そのものが熟すると黄色になる特徴から黄瓜とも命名されており、歴史、特性などがその漢名から読みとることができる。
「毛馬胡瓜」の食べ方
         生食 ・お酢の物・ 漬物・ 奈良漬
          我が家の「おふくろの味」募集中
            ホームページで紹介させていただきます
            匿名希望の場合など、お知らせください
関連リンク なにわの伝統野菜「毛馬キュウリ」ものがたり
新京橋商店街 土いなか市
都島区オフィシャルホームページ